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112件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-04-11 第193回国会 参議院 経済産業委員会 第6号

その背景には、昭和四十年代に魚類や鳥類の体内からポリ塩化ビフェニルPCBが検出をされ、環境の汚染が認識されるようになってきた中、昭和四十三年に、食用油製造過程において熱媒体として使用されていたPCBがこの食用油自体に混入したことによる健康被害発生をしました。いわゆるカネミ油症事件と言われているものであります。  

世耕弘成

2016-04-01 第190回国会 衆議院 環境委員会 第6号

カネミ油症事件は、昭和四十三年に西日本を中心に広域に発生した食中毒事件であり、カネミ倉庫が製造した米ぬか油中に製造過程熱媒体として使用したPCBなどが混入し、これを摂食した方に健康被害発生したものでございます。  事件発生後、厚生労働省では、治療法の開発や診断基準検討等を行う研究事業に対する補助を行ってまいりました。  

福田祐典

2009-04-28 第171回国会 参議院 経済産業委員会、環境委員会連合審査会 第1号

カネミ油症事件と申しますのは、福岡県北九州市にあるカネミ倉庫株式会社で作られた食用油熱媒体として使用されていたPCBポリ塩化ビフェニルが混入し、この油を通して摂取した方々に顔面への色素沈着など肌の異常、頭痛、肝機能障害などを引き起こした事件であります。また、妊娠中に油を摂取した方からは、皮膚に色素が沈着した状態の黒い赤ちゃんが生まれました。大変痛ましい事件であります。  

森まさこ

2007-04-23 第166回国会 参議院 決算委員会 第5号

○国務大臣(柳澤伯夫君) 今回の見直しの方向でございますけれども、今委員からお話をいただきましたように、従前、やや熱媒体のというような形でのとらえ方をしておりましたのを、はっきり、食品を介したダイオキシン類等の人体への影響というようなことで、より直接的にテーマを設定するということでございます。したがいまして、研究の内容も再編されるものと考えております。  

柳澤伯夫

2003-02-28 第156回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号

先生御質問のように、蒸気発生器におきますナトリウム水反応、これは、ナトリウム熱媒体として使います高速増殖炉安全対策を考える上で大変重要なポイントでございますので、サイクル機構は、旧動燃の時代から大洗工学センターの方で、蒸気発生器伝熱管が破損いたしまして水漏えい発生した場合に、ナトリウムと水がどういうふうに反応するかという現象を把握するための研究を鋭意続けてまいりました。

白川哲久

2002-12-06 第155回国会 衆議院 環境委員会 第6号

望月大臣政務官 PCBは、絶縁体熱媒体として人為的、化学的に合成されたものでございます。これは一八八一年に、御存じだと思いますけれども、ドイツのシュミットとシュルツが合成しました。それで、一九二九年に米国で工業生産をされ始めたものでございます。  その他、焼却等によって非意図的に生成されるものが一部あることが知られております。

望月義夫

2001-06-07 第151回国会 参議院 環境委員会 第14号

私のこの種の研究も実はここにありまして、カネミ油症というのは、PCBの中毒ではなくて、PCB熱媒体として使われている間に変性してできたジベンゾフランによるものではないかという研究を七五年ぐらいから開始しております。現在では多分そういうことであろうというふうに認識されてきていると思いますが、いずれにしてもPCBといわゆるダイオキシン類との間のかかわりがこの線上にあったわけであります。  

森田昌敏

2001-06-05 第151回国会 参議院 環境委員会 第13号

ポリ塩化ビフェニルPCBは、トランスコンデンサー絶縁油熱媒体潤滑油、ノンカーボン紙可塑剤、塗料、接着剤などに国内で五万四千トンも使われてきました。一九六八年のカネミ油症事件で多くの人に被害を与え生産が中止されましたが、PCBを含む電気機器は引き続き使用され、使用済みPCB処理対策が確立されないまま三十年近く大量に保管をされてきました。

岩佐恵美

2001-04-03 第151回国会 衆議院 環境委員会 第8号

しかし、実はPCBが、熱媒体として使われている間に変質し、ジベンゾフランというダイオキシン仲間に変わっていって、それが超毒性を発揮したということもその後にわかりました。しかし、その過程で、裁判というのは一種の、何というか、争いのようなところもありまして、いろいろな証拠の提示とか、いろいろなことで難しい部分があったのだと思います。  

森田昌敏

2001-02-27 第151回国会 衆議院 環境委員会 第3号

この間に、鐘淵化学工業高砂工場回収されたPCB、これは熱媒体として使われていたということだそうですが、につきまして、高温焼却処理というやり方で取り組みが行われたということですけれども、このときの処理方法高温焼却処理に限られていたということもありまして、自治体や住民の理解が十分に得られなかった、そういうことで続いてきているわけでございます。  

川口順子

2000-04-26 第147回国会 衆議院 商工委員会 第14号

これを主として使用しておりますのは、断熱材あるいは熱媒体一部半導体製造工程などに使っております。  したがいまして、先生今御指摘なされましたように有用な物質でございますし、これに代替するものがなかなか見つからないという困難な点もございますが、これを環境に放出しないということをどうやって進めていったらいいかというのが今の課題だろうと考えてございます。  

中島一郎

1997-06-05 第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第10号

御承知のように、熱媒体を入れまして、中からエネルギーをすくい上げられますので、装置的にいいますと、どうしても核融合の施設というのは大きくなってしまうわけです。ということは、それだけ経済的に不利になるということなので、将来を考えますと、核融合FBRというのは、当分の間、やはりFBRの方が経済的にはるかに有利だろう。

茅陽一

1992-05-26 第123回国会 衆議院 決算委員会 第6号

通産省に登録されているPCB使用機器等使用保管事業所数は十三万六千六百カ所で、保管されている重電系電気機器用としてトランスが二千七百台、コンデンサーが六万八千二百台、家電系除去台数が九十六万八千百五十九台、熱媒体用九百六十八トン、ノーカーボン八百五十二トンということになっています。

寺前巖

1986-04-22 第104回国会 衆議院 商工委員会 第13号

一つが、熱媒体等に使用されました液状のものでございます。これについては現在、PCBメーカー回収されておりまして、その回収量、現在貯蔵しております量は約七千トンでございます。これは消防法による危険物として指定されましたタンクの中に、防油堤等を築いて厳重に保管されているのが現状でございます。  

岩崎八男

1986-03-27 第104回国会 参議院 商工委員会 第4号

一つ熱媒体用に使用されておりました液状のものでございます。これは今、PCBをつくりましたメーカー回収され、そこに厳重なタンク、例えば防油堤を築かぬといかぬとか、そういうむしろ消防法危険物タンク並みに扱われたタンクの中に回収保管されております。その数量が今約七千トンでございます。  それからもう一つの利用の仕方は、電気機器トランスとかコンデンサーに使われておりました。

岩崎八男

1984-03-27 第101回国会 衆議院 環境委員会 第3号

この油症事件発生後の昭和四十七年に食品衛生法の改正をいたしまして、厚生大臣は、有毒有害物質食品に混入することを防止するための措置に関し必要な基準を定めることができる旨の規定を設け、昭和四十九年にはこの規定に基づきまして熱媒体混入防止措置基準を定め、同種の事故の再発の防止を図ってきております。

玉木武

1982-03-30 第96回国会 参議院 社会労働委員会 第3号

被告鐘化は、PCB食品工業熱媒体として積極的に宣伝し販売したばかりでなく云々として、カタログで、若干の毒性はあるが実用上はほとんど問題にならず、液が付着すれば石けんで洗えばよく、火傷部についてはカネクロールはそのままでもよいと、まあ、ずいぶん気楽なことを言って売りまくったということですね。

沓脱タケ子

1982-03-30 第96回国会 参議院 社会労働委員会 第3号

特に今回の判決で、「PCB食品工業熱媒体として、販売を推し進めた」、こういうこと自体責任を認めて、PCB混入経路がどうであれ鐘化責任は明らかというふうにこの判決は言い切っているわけであります。でありますから、私はもう鐘化責任は免れない、こう思います。  そこで、したがって、鐘化カネミが私は被害者の切実な要求に応じるように話し合いの場につくべきだと思うのであります。

安恒良一